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2007年
6月29日(金) 自然農法
 最近 自然農法の本を2〜3冊読みました。自然農法とは、不耕起農法とも云って耕さず、雑草も抜かない状態の土に、そのまま野菜やお米を育てる農法のことを言います。自宅のベランダでハイポニカの栽培をしている事もあって、感じることが多々ありました。
徳野雅仁著 “農薬を使わない野菜づくり” より 今まで漠然と正しいと思っていた概念、雑草は抜かなければ野菜は大きく育たない みたいな考え方が、間違っていたんじゃないか・・いや間違っている、と思えだしました。
自然農法でバランスのとれた土で育つ野菜には、逆に一点の虫食いもないそうです。
事務所横の空き地に 先日ラズベリーがちょっとした収穫で、非常に美味しく(実は一人で)頂いちゃいましたが、やはり土には 雑草が混在していました。
方やハイポニカは、土からの雑菌は無いとはいえ、葉っぱにはなにやら付きだして、なすなんかは結構無残な状態です。
やはり土には何やらパワーがあります。窒素・リン酸・カリだけではないようです。これは微生物の力です。ぜにさんが言ってたのと同じ、『微生物しか考えられないわ』って。
農薬で虫を殺すと、生態系が崩れて、それは野菜や食物、人間にも悪い影響を及ぼす、・・・なるほどなぁ。
コーヒー農園も、ジャングルのように草が生えたままだったり、鳥の巣があったり、生き物を大切にして農薬を使わず、自然のままに育てられたコーヒー、つまり豊かな森のコーヒーは、本当に味が濃く美味しいですからね。最近ではウガンダのコーヒーがそうでした。
地球温暖化を防ぐ手立ての一つとして、自然を破壊しないことは何より重要なこと。特に 輸入に頼っている日本の食糧事情では(現時点の 野菜自給率は30%らしいです。)将来外国から何かの理由で野菜の原価が上がりましたと言われたら、打つ手がなくなりますね。食べるものが無くなってから慌てふためいて、荒廃地を元に戻すには其処から最低でも5年以上かかるでしょう。外国が外貨獲得のために、食料を値上げしてくることは充分考えられます。【実際コーヒーは既にそうです。】
もう、スーパーの野菜には辟易しました。私は今、お野菜をなるべく無農薬或いは減農薬・有機肥料・自然農法の産直から買っています。トマトもきゅうりも本当に美味しくて、シンプルなメニューがご馳走に早代わり!自然の恵みとは斯くも素晴らしいんだと実感している次第です。
曲がってても良いじゃない、安全で・新鮮で・美味しい方が!しかも そういった農法は全ての生き物にとってサスティナブル(永続可能)なのです。
そして 同じことをコーヒーにも求めています。スタンダードには生産者が見えません。スペシャリティには其処の部分に回答があります。パタゴニアではないですが、小さな目を大きく見開いて、其処のところをいつも確かめて行きたいなと、思います。
ぱっとしない天気が続く今日この頃、そんな事を考えていました。


6月25日(月)  旭ジャズ祭
 今年も又、旭ジャズ祭がやってきます。
7月28日(土)12:00〜21:00まで、場所はいつものように大池公園の野球場です。
今日は 夕方から出展者の打ち合わせ会議がありました。
私たちはその時だけの出店ですが、この企画や準備に携わる多くのボランティアの方々には本当に頭が下がります。
9時間にわたって、ジャズだけが延々流れるお祭りなんて、そうあるわけじゃありませんからね。
音楽を愉しみながら、コーヒーも飲めますよ。この際暑さはオマケみたいなもんでしょう。
前売り券は1000円もお得なので、欲しい方は T'S COFFEE でもお求めいただけます。是非どうぞ。


6月18日(月)  暑さ〜
 真夏のようだったり、雨が降ったりと、天候が定まらない今日この頃。
毎日、事務作業をしている事務所には 4台のパソコンがあります。
プリンターもそれぞれ4台ありますから、パソコンの横を通ると熱気が伝わってきます。締め切っていると それは暑いものです。
あ〜、暑いなぁ、手を頭の方に伸ばしてびっくり!
頭のてっぺんって結構暑いんですね。・・・・そうか、ここは頭脳って訳だな。こんなに熱を放出して。・・・となるとパソコンも頭脳だから仕方ない。生きてる頭脳か、器械の頭脳かの違いです。(全くもって 器械の頭脳の勝ち、だけど・・・。)
このプラス電子に囲まれた中にいると、自然が恋しくなりますね。
しかし焙煎している時の熱は200℃以上ですから、こちらこそ 結構な暑さなんです。
焙煎前の予熱(釜を温めるために行います。)は220℃までもって行きます。時間も約1時間はかかります。それはそれは暑いですよ! たらたらと流れる汗を拭きながら、もうアイスコーヒーの季節なんだと思いました。
しかし、アイスコーヒーを作るには、最も暑い熱をくぐらなければなりません。アイスコーヒーを飲むために、アイスコーヒーを作る苦労。
首にタオルを巻いて、(頭の中では冷た〜いアイスがゴクリと喉を通過する想像をしながら)一踏ん張り、頑張るか!!って気合を入れています。


6月14日(木)  グアテマラで育ったパカマラ種
 グアテマラで育てられた パカマラ種をご紹介します。
パカマラといえば、マルコの温泉物語でおなじみの エルサルバドルは有名ですが、な、な、なんと!グアテマラで育ったパカマラ種があります。
プラン・デル・グアヤボ 農園で栽培されているパカマラです。
いつもマルコを飲んでいる方には、えっ、これがと思うような違いを感じるはずです。
農園名も長いので、JUICE(ジュース)と名付けました。冷めても美味しく、まるでジュースを思わすかの味わいがあります。パカマラ特有のナッティな風味も残っていますが、険しい産地で育つとこのように 味も変化するのだということが体感できます。
今日アップしました。
是非また飲んでみてください。


6月10日(日)  珈琲館 くすの樹
樹齢200年以上のくすのきの大樹 今日は休みを利用して、2つのお店に行ってきました。1件は前回お話した 八王子のストローベイルのカフェ・・実は八王子ではなく、調べてみると府中でした。カフェ スローといいます。残念ながら、何かのイベントでコーヒーを飲むことが出来ませんでした。ホント残念です。せっかく車で50キロも訪ねてきたというのに、1杯のコーヒーすら飲めないなんてね。でも仕方がない。

そこで、五日市街道沿いの 珈琲館 くすの樹 へ直行しました。
ここへはこれで3度目です。入り口のすぐ横には 樹齢200年以上の大きなくすのきが見守っています。その横が30〜40台は止められる大きな駐車場。道路沿いの店舗は、勾配のある三角屋根がステキ、その奥には棟続きで円筒形のレンガ造りのホールもあります。このホールは使用料は無料で、主婦の集まり、クラス会、懇談会如何様にでも使えるスペースとして、くすの樹のオーナーが地域の方に提供してらっしゃいます。そして、くすの樹は いまどき珍しい、全くの純喫茶なのです。

店内の大きな丸柱コーヒー1杯の価格帯は410円〜です。サンドイッチもパフェもあります。店内の内装は木がふんだんに使われています。シックでレトロ、大変落ち着けます。席数は80席はありそうです。
何時訪ねても、賑わっています。
店内に入ると、厨房スタッフ2〜3名、ホールスタッフ3〜4名がテキパキと働いています。
とても感じがいい。近くにあれば、毎日でも通いたい、そんな喫茶店です。
・・・・癒されましたぁ〜。              住所:東京都西東京市新町5-19-10 
              電話:0422-55-4450 営業時間:午前9:00−午後11:00


6月8日(金) ホテル・ルワンダ
ヴォルカン国立公園内のマウンテンゴリラ ルワンダの豆(イカワ・ンデンデ)をアップしました。
心地よい甘味、スッキリとした酸味に滑らかな舌触りのコーヒーです。
 思い出されるのは、ルワンダの悲劇と呼ばれた、大量虐殺です。詳しい内容についてよくは知らないのですが、そのことを描いた映画ホテル・ルワンダ
ツチ族フツ族の民族の衝突。暴徒化したフツ族の手によって約80万人のツチ族が次々に虐殺されていくなかで、主人公のフツ族のホテル支配人は、自らホテルに1200人ものツチ族をかくまい、命を救うというストーリーです。アカデミー賞主要3部門にもノミネートされ、世界でも注目を浴びた作品ですが、日本では公開が危ぶまれているようです。

マウンテンゴリラでも有名な 美しい大自然を有するルワンダですが、1990年には
45トンのコーヒー豆の輸出をしていました。94年の内戦後の 2003年は 14トンにまで落ち込みました。まじめで働き者のルワンダの農民
しかし 2004 年、 USAID の資金援助によってギサカ・ミゴンゴ地区に建設された水洗工場によって 38トンのコーヒー豆が米国に輸出されるようになりました。
約 400 世帯の農家がそこに持ち込んだ品種はブルボンとカツアイ。農園はカツアイを、農家はブルボンを栽培しています。東アフリカからのスペシャルティーコーヒーは、そのほとんどがケニアとエチオピアですが、蘇ったルワンダが再びその存在価値を高めてくれることを期待したいですね。


6月7日(木) コピ・ルアック
 コピ・ルアックという言葉を聞いたことがありますか?
これは バリ島のジャコウネコが生み出す珍品コーヒーだそうです。洗う前のコピ・ルアック
えっ、ねこが?!と思われるでしょう。
私、テルも驚きました。

コピ・ルアックは、インドネシアのジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島でも採れます。インドネシアだけでなく、フィリピンやインドでも採れるそうです。 ジャ コウネコが 熟したチェリーを餌として食べ、種子にあたるコーヒー豆(パーチメントの状態)が消化されずに排泄されます。(それってウンチ君?!・・ていうか見た目もそのまま○○○だけど・・・。)
現地の農民がその排泄物からコーヒー豆(パーチメント)を取り出し、きれいに洗浄したものをコピ・ルアックというそうです。だから農園名はありません。(ねこに聞くしかない)収穫時期も判りません。多分拾った時期が収穫期?

独特で複雑な香味を持つこの豆は、ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細 菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わると言われています。
ジャコウネコの分泌物から採れる香料は、麝香から採れる香料に似ています。その分泌物がコーヒー豆に加わるのでしょう。 洗えば普通
ちなみに麝香の香料はシャネルの香水にブレンドされているそうです。
ヨーロッパでは、この珍品コーヒーは人気で、300ドル/キロ以上で取引されているそうです。

世界は広いですねぇ〜。
この珍品コーヒー、是非味わってみたいものです。
飲んでみたい人が多ければ、買ってみたいと思いますが、いかがでしょうか?


6月4日(月) 自然界の掟
 今日ふと見ると、アゲハの幼虫がいません。・・・そんな、馬鹿な!・・
そばに寄っても サクサクと葉っぱを食べる音も聞こえません。
もう、芋虫君たち、さなぎになってしまったのかと何度も観ましたが、やはり1匹もいません。
あんなに、沢山レモンの葉っぱを食べさせたし、ずっと丸々と太るまで見守ってあげたのに・・・。     多分、鳥にやられたのでしょう。
まだ、黒くて小さな幼虫が2匹 葉っぱを食べています。
この子らも、丸々太った頃に食べられちゃうのかなぁ・・・。。
そういえば、先日観たとき、芋虫君の数が やや少なかったなぁ・・
1匹減り、2匹減り、そして誰もいなくなった・・。
自然界は斯くも厳しきものだったんですね。 食うか食われるか、ですね。
おかげで、レモンの木は骨・皮・筋衛門になってしまいました。
“情けは虫の為ならず”今日の格言です。


6月1日(金) ブラジル bP
 ある人が とある喫茶店を訪ねてきた。
「うちはブラジル・サントスbQを使ってるけど、お宅のブラジルはどの等級?」
負けず嫌いな店主は、
「ブルマンbPと同じで、もちろんサントスbPに決まってるじゃないか!」と得意げに返答した・・・。

ブラジルが採用しているタイプ(欠点数方式)による鑑定では、300gの生豆サンプルの中の欠点数を数え、少ない順に等級をつけるしくみになっている。
等級は2〜8迄の7段階で、わずかに欠点数が4以下でもbQと評価されてしまう。(ちなみにbWは360欠点)。
仮に欠点豆がひとつもないbPが出来たとしても、生産量が少なく安定供給が出来ないため、ブラジルではあえてbPをつくらずbQを最上級としている。
つまり、“ジャマイカのブルーマウンテンはbPが最高だけど、ブラジルはbQが最高”というのがこのやりとりのオチで、そのことを知らなかった店主は大いに恥をかいた。

というわけで、ブラジルにbPはないということです。
ちなみに、クラシフィカドールと呼ばれるコーヒー鑑定士によるカップテストでも味を格付けしています。
やはり、険しくない高原で世界一の産地ともなると、そうなんですね。スタンダードではどんぐりの背比べ的な感もありますが、ブラジルという豆の持つ焙煎の裾野の広さや、味のやわらかさ、苦味、どんな豆にでも合わせられるといった懐の深さを思うと、ブラジルにはやはり感心しちゃうかな。
たまには、こんなこと書くのもいいかなと思いました。
今日からもう6月。今年も半分きちゃいました。


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