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2007年
5月31日(木) 雷轟く
 なんとすごい雷でしょう!!
さきほどの情報では、我が家のマンションに雷が落ちて停電したとか・・。
午前中は晴れていたのに・・・。  そういえば、例のレモンの木のアゲハが気になって最近は1日1回眺めるのが日課になっています。
そうすると緑のなにやら不穏な物体が・・よくみると雨蛙でした。コイツも鮮やかな緑色で喉の辺りをプクプクと動かしていました。
どうりで謎が解けました。雨の降る前だったんですね。
生き物って、人間よりずっと敏感ですね。聞いた話ですが、この地球上から人間が全て消えても地球は何にも困らないけど、他の生き物が消えたら地球はすごく困るそうです。(ホンマに聞いたんかい?!)
どちらにしても、地球に嫌われないように、無駄なエネルギーの使いすぎや贅沢をやめないと、特に我々先進国の人間が心がけないと、この地球は早い時期に駄目になるかもしれません。
そんな事を考えつつ、レモンの木は地球に貢献しているし、様々な命を養っていると思いました。
私、テルが養えるのはせいぜい家族くらいのものです。
明日から6月なんですね。アッ、又光った!


5月22日(火) 爽やか色のアゲハ
 レモンの木に今年もアゲハの幼虫がいます。
そっと触ってみるとビロードのように滑らかな肌です。鮮やかな黄緑色、綺麗だなぁ・・かわいいなぁ。でもよ〜く見るとい〜っぱいいます。あそこにも、ここにも!黄緑色が鮮やかなアゲハの幼虫
 多分この木は 食い尽くされるのかも知れません。もう芋虫の方が葉っぱより大きくなってしまって 葉っぱからはみ出しそうな感じのもいました。

この木はそんなに美味しいのかな。ちぎって香りを嗅いでみると 何とも爽やかな、おいしそうな臭いがします。
これだったら食べられても当然、仕方ないな。
でもアゲハってグルメだね。この臭いは確か・・そう!イデェドに似ています。
爽やかで ピュアな香味です。
本当はこのレモンの木を守るために、コーヒーの出し殻で作った虫除けを噴る予定だったのですが、このプクプクのアゲハ君たちを見ていたら、可愛いすぎて 出来なくなってしまいました。
やがて綺麗で、スリムなアゲハ蝶になるんですもんね。
・・・あのぅ・・、テルさんもプクプクであんたたちにそっくりなんですけど、綺麗でスリムなアゲハ蝶に・・・あのくびれのある ナイスバディのアゲハ蝶に・・・なれないものでしょうか、ねぇ。

5月20日(日) ハイポニカ栽培
 かれこれ半年前のことですが、ハイポニカの液肥の事を書きました。枯れずに蘇えったサフィニア(ペチュニアの一種)半信半疑で枯れかけた植物に与えてみたのです。
枯れたと思ったペチュニアが蘇えるなどと云うことは無いだろうと書きましたが、液肥を与えた数日後、緑の葉っぱが出ているのに気付きました。これは、ペチュニアだけではなく、他の植物もそうでした。本当に驚きです。(写真は 最近新芽が出てきた ペチュニアです。)

ハイポニカの考え方はこうです。
“植物の生育に必要なものは、日光、空気、水、温度、養分の5つです。思い切り根を張った葉物野菜(土の変わりに)植物を支える方法を考えて、この5つの条件さえかなえてやれば、土は必要どころかむしろ邪魔になるというのです。 土は根の発育の妨げとなって養分の吸収も充分にゆきません。様々な雑菌や害になる成分も含まれています。したがって、栽培のためにはどうしても農薬に頼らざるを得ず、深刻な社会問題迄招いてしまう” というものです。

 私テルも遂に、今日ハイポニカの 水耕栽培セット を設置しました。理論を実験というよりは、テルさんの場合、恥ずかしながら ただ新鮮で美味しい野菜が食べたいだけなんですけどネ・・! 
何せマンションのベランダです。電気が要ります。換気扇口から延長コードを繋いで、結構大変でした。昼からかかって、日が落ちて真っ暗になるころ作業は終わりました。
ハイポニカ水耕栽培セット この水耕栽培に興味を持った事の始まりは、私がよく読んでいる七沢農園さんの百姓日記もそうですが、皆さん無農薬で頑張っているところは、必ずといっていいほど 身体を酷使して、足腰を痛め、お天気に左右されて、まさに3K、否4K、5Kくらいのきつさがあります。土の力の素晴らしさを感じる反面、もっと楽に農業出来ないのかな と感じる面もあり。又、農薬を撒かないで何処まで野菜が育つのか興味もあり。それにテルさんちはマンションだしね。愉しみもかねて緑に触れてみようというわけです。

とにかく、1つ願いが叶いました。後は植物が、いえ野菜が タンマリ獲れるのを楽しみに待つことにしましょう!

5月14日(月) パーストクロップ
 月曜日は【注文が入っていることが多いからでもありますが】豆をよく焼く日です。
コスタリカタラス地方で採れた丸豆(ピーペりー)を焼きました。

これは収穫から1年以上も経った豆で、こういう豆をニュークロップに対してパーストクロップと呼びます。キャッチフレーズは“キャンディーシュガーを焦がした時のような香り”でした。
コスタリカ タラズ ピーベリー  やや面影はありますが、少し弱くなっています。しかし、別の美味しさが顔を覗かせていました。
芳醇なコクです。そして美味しい苦味です。又口当たりがマイルドになってもいました。ニュークロップの時にはあまり強く感じることは出来なかったのに。人間と同じなのかな・・。味わいが柔らかく丸くなっているのです。
いずれにしても大変美味しい豆です。
この豆は、スペシャルティということで高かったのを憶えています。
良い豆は、年月を経てもその輝きは変わらないですね。
素晴らしいなと感じました。
あと少ししかないので、商品棚に並べていませんが、サンプルとして皆さんの注文豆に少しずつ同封しています。飲んでみてください。


5月10日(木) 美味しい珈琲判定法
 長野から帰ると又、いつもの日常に戻りました。
 今、少しゆとりのある時は 珈琲豆の紹介コーナーの説明書きを少しずつ作っています。まだまだ、時間の掛かる作業ですが、カタツムリのようにゆっくりと勧めています。
そんな今日、ふと思い出すのは 藁珈琲洞さんが出してくれた1杯の珈琲のことでした。私はそのブレンドの豆を当ててみます、といって見事当ててしまいました(!)
1日目の内容は モカシダモ、ガテマラ、ブラジルでした。
次の日、彼がわざわざ 部屋まで届けてくれた 1杯の珈琲はさらに美味しかった!
昨日と配合が違うね、というと彼は「解ります!?」って聞きました。「ハイ。」
しかし、それよりも驚きなのは、スタンダードの豆で、ここまで美味しい味を作ったことでした。
冷めても大変美味しかったです。

 珈琲は、ブラックで飲む人、お砂糖だけの人、ミルクだけの人、全部入れる人と愉しみ方は様々です。しかし、ここに1つの珈琲判定法があります。それは“テル流 美味しいコーヒーの見分け方”です。

1、ミルクを落としてもコーヒーが負けていない事
(良い珈琲にはしっかりとコーヒーの味が残っています。)
1、冷めても美味しいこと
(冷めると ますます味が鮮明になり 良いコーヒーはよりその美味しさが判ります。)
1、飲み干したカップの中に香りが強く残っていること
(かなり重要なポイントです。良くないコーヒーには香りは残りません。)

以上の3点です。
どんなに美味しく思っても、この3点が揃って初めて合格点を出すことにしています。
浅煎り・深煎りに関係なく 良い豆ほど、この3つの条件を満たしています。そして全ての条件のコーヒーに対して 平等に この判定法を使う事ができます。
そんなはず・・あるんですねぇ。
皆さんも珈琲を飲む時、ちょっと気にかけてみてください。
そうすると段々と良いコーヒーが見えてきますよ。


5月6日(日) ワークショップ最終日
 予想していたとおり、今日は雨。でも、判っていたから平気です。

昨夜から、沢山のおしゃべりを愉しむことができました。
北海道・福島・三重・埼玉・東京・長野・神奈川・・日本各地からこのワークショップを体験したくて来た 様々な環境の様々な人たち・・。
このワークショップの生みの親、馬上さん。彼に共感するスタッフの方々・・。
それぞれが自己紹介をする中で、いろんな考え方、人生、生き方に感動を憶えました。共感もあったり、驚感したり、饗感だったり。
一見そうとは見えない人が語る、意外な人生観・・。

普通のおじさんが言います。 “僕ヒッピーやってました!” 目がキラキラしています。 “僕は写真でアートしてます。” “私たちは新婚旅行中です。” “我々はインドにストローベイルで家を建てるんです!” “実は女房が病気です・・。” “私は今全ての物を捨てて、ボランティアしながら暮しています。” “僕は村の建て直しに奔走してます。” “私は部品が見つけられずに部署を転属させられました。”
・・・思わず込み上げてくるものがあったりしました。
もちろん私も(つまんない人生観を)語ったりしました。
本当に愉しかったです。沢山笑いました。
 でも、偶然でしたが、私が持っていた本の著者が その馬上さんだったとは知りませんでした。お会いして、とても宇宙人的な方で、引き出しは一体どんだけ〜?!ってくらい面白くて話はつきません。
こんな愉しい時間がずっと続けばいいんですけど・・・連れ合いが コ、コ、コーヒーもって(!)迎えに来てくれたことですし、帰る事にしました。
小耳ネタ:ストローベイルで作ったカフェが八王子にあるそうです。金曜の晩はローソクの灯りだけで、食事と演奏を愉しめる、とか。 チェックしなくては(!) 

でも本当に素晴らしかったのは、こういった人と人との交流です。藁の絆は深し。  人間って良いなぁ。私も建てるぞ、藁の家! 
皆さんありがとう。 そんな思いで長野をあとにしました。

5月5日(土) ワークショップ2日目
 昨日積んだ藁の上を 今日は漆喰で塗り固めていく作業です。
今回は外壁だけという事で、私は高い足場に乗っかるのが怖くて、やや腰が引けていました。でも始まってみると これはとても愉しい作業でした。
ただ、“外壁をこんなもので固めて果たして何年持つんだろう?”という不安はありました。
大丈夫、外壁に塗るものは、屋根瓦を止めているのと同じ漆喰が使われます。アメリカでは平気で100年以上、いえ170年以上も前の 藁で作られた建造物がまだ沢山残っているそうです。少し分かりにくいけど、漆喰で塗りあがった建物 そういえば、日本の家屋だって壁土で塗られたものや、漆喰の土蔵なんかは100年経っても立派に残っていますよね。
日本国内では建築基準のために、このような広い“家”の場合 木造軸組構造でないと許可がでません。ですから組まれた枠のようなものの中に藁を詰めていきます。それでも鉄筋を通して、それはそれは頑丈に藁を積んで括ってと、念を入れます。

藁を積んでるだけですから、当然表面は凸凹です。ところがナント!塗っていくにしたがって 何ともいえない柔らかな曲線が出てきます。心を和ませてくれるような曲線です。どうやら この美しさに心を奪われた人たちが現スタッフのようです。

 午後からは腕のあたりが重くなって、疲れが出てきました。冗談を言っては塗っていきました。そして20人の私たちボランティアとスタッフ総勢で 夕刻には何とか2階外壁の一層目の塗りが終了!作業はここまでです。明日の天気予報が雨なのでみんな急ピッチで頑張りました。
今回は一層目ですから、やや荒っぽいですが、二層目を塗るとかなり綺麗に、そしてきっと硬くなっていくのでしょう。
ホームワークに掲載されている家内部 私、テルが何故このワークショップに参加したのか?・・・この壁のもたらす天然の断熱効果が コーヒーの生豆の保管に役立てられないものか というのが一番の理由でした。
プレハブの焙煎室の壁の一部に、エコカラットを張っていただいたおかげで 夏場其処だけがなぜか冷んやりしていたのが始まりでした。生豆はやはり暑さを嫌います。
 それからもホームセンターで 似たようなペンキのようなものを塗ってみたりもしました。
しかし、ストローベイルの厚み、ナチュラルさ、そして価格は驚異的。しかも、エコロジーだし、女性でも建てられるんです!(つまりテルさんでも出来るってことです。)
 密かに考えていた夢が実現すれば良いですが・・。ストローベイルで作ったショップ、その廻りは畑とします。自然農法で作った野菜・自家で焙煎したコーヒー・電気を使わない地球に優しい生活の中で週末だけのレストランを営むというものです。
ストローベイルの建物の中にいると外界の音は聞こえないそうです。だから大音響で音楽や映画を愉しむことも出来そうです。 ま、夢ですけどね。


5月4日(金) ワークショップ1日目
大町にある市民のキャンプ場風景
 ワークショップでは、(大町スキー場のすぐ近くの)キャンプ場に建つ3階建ての建物の2階部分の壁をストローベイルで作ります。今日はその壁を積む作業です。

 ストローベイル1個は概ね40×50×90〜100cm位の大きさ、重さは約18キロです。それをどんどん積んでいきます。
 とは云うものの、1個ずつの大きさは微妙に違うので、いかに 隙間を少なく 硬くしっかりと、(互い違いに)組んでいくかが大きなポイントになります。 しかし それにしても女性でも積める重さです。
手作りの紐を通す道具 キッチリと積むためには、写真のような道具を使って、ベイルの中にロープを2箇所に通し結ぶのです。でも、それはもともとあった紐を解くためですから、切断のために結束するというのが 何とも不思議なところです。
初めて見た時は、チョッと驚きますよ。パラパラッと塊だった藁が解けてしまうんですから。(ア、やっぱり藁なんだ、と思う瞬間です。)

 普段机に向かって仕事していると、こんないい汗はなかなかかけません。素晴らしい景色の中で お昼のお弁当を皆でワイワイ言いながら食べ、まるで小学生の遠足のようです。昼からは更にしっかりと固定するために鉄筋を通したり、紐で固定したりして、約40〜50cmの厚みのある壁が出来上がったのは、夕方5時ごろでした。労働の後の 晩御飯の美味しかったこと!

積みあがったストローベイルの壁  ここで、コーヒーの話ですが、スタッフメンバーの中に、I君という珈琲マニアがいたのです。彼が淹れてくれた珈琲はコーノ式でした。ストローベイル協会のスタッフでもある彼はその名も“藁珈琲洞”と命名した趣味の珈琲組織を自ら作り、(柔らかい苦味と、コクの) ストローブレンド を淹れてくれました。
 私は、20人分をゆっくりと抽出している彼に もっと早く点てられるよ、とおせっかいにも云ってしまったのですが、藁珈琲洞は “ココロとカラダに優しくしみわたる珈琲”を目指しているので、この淹れ方も彼流なのでした。
 わざわざ埼玉からこの長野まで 珈琲道具一式と珈琲豆を持って来てくれた彼、手挽きミルで挽いて、ゆっくりと丁寧に入れてくれた、ストローブレンドは最高の輝きを放っていました。
それにしても、今回こんなところで、こんな美味しい珈琲をいただけるなんて思ってもなく、実はこの建物もカフェになるらしく、コーヒーに縁が深いことに感謝しました。

 人数が多すぎてほんの少しずつ分けられた 琥珀色の液体は みんなの疲れた体にゆっくりと、心の中まで染み渡っていくようでした。。

5月3日(木) ワークショップ
安曇野から眺める日本アルプス かねてから願っていた、日本ストローベイルハウス協会のワークショップが今日から始まります。
 耳慣れない言葉かもしれませんが、環境に優しく、サスティナブル(永続可能)な住宅、しかも女性でも その建築に携わることが出来るということに興味を持ち、この日を首を長〜くして待っていたのです。

 例えば極端には10坪くらいの簡単な小屋でも材料費はわずか5万円程度というのです。 断熱効果で、夏場のクーラーは殆ど必要ないそうです。地球温暖化を食い止める1つの手段となるかもしれません。
しかも材料は藁(ワラ)

まッ、そんな魅力的なストローベイルハウスを 建てる現場をお手伝いさせていただけるということで、長野県安曇野まで来ました。 黒沢監督「夢」のラストシーンが撮影された大王わさび農園

ここは、黒沢明監督の映画 『夢』の1シーンを撮影したわさび園が近くにあり、寄って見ました。
あまりの素晴らしい光景に、思わず言葉が出なくなるほどの美しい景色、その水・・・。

さ、明日からはストローベイルの現場です。
おばちゃんだけど、ガンバロー!


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T's coffee(ティーズコーヒー) 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和南3-22-5