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2006年
9月30日(土)  ここにも一人同じような方が・・
土に興味のある私が、HPを検索していて見つけた日記があります。
同じ神奈川で農業を営む 七沢農園さん です。
彼の日記は大変面白くて、そして大変惹かれる部分があります。
しかし、その七沢農園さんは時同じく、この9月で閉園してしまわれるそうです。
やっとこんな素晴らしい農家を見つけたのに、残念でなりません。
農園にバイパスが通ることになったらしいのです。彼の6月22日の日記にこうあります。

ある人が質問します。
“有機農業というのは・・・こんなに大変で儲かりもせず 天候に左右されて いやあ それでも 生活を賭けてやっている というのはいったいどういうことなのかな? ・・なぜやっていけるんですか?”
思わず笑う・・・・・・・・よくいろんな人から聞かれることの多い 質問です。
  で 答え はい よくわかりません というのが正直な答え・・・・割とたくさんの職業を経験してきたけど・・・・外見 職業 肩書き 身分 年収 などなどは はっきりいって 僕は何もないし これからも勲章のように人に対してぶら下げられるものは何もないだろう。
 でも 自分の内側 誇りや充実感 じわっとした喜び 責任を持てること 誠実さ みたいなものを確かめていくことができそうな 感覚が 自分の内側に確実にある 単に畑をやることで そうしたものがもたらされることがあるとすれば やはり 農業は素晴らしい仕事だな と思う。”

私もさんざんお客様に聞かれたことでした。しかし、七沢農園さんが再開されたら、私はここのお手伝いに行きたいです。そして貴重な野菜を買わせて頂きたいと願います。
何せ、焙煎は焼くだけです。お百姓さんにはかないませんもの。


9月27日(水)  1匹になった蜘蛛
実は、我が家のベランダに蜘蛛が1匹、いえ2匹出没しています。どうも夫婦のようです。
はじめて見つけたときは、邪魔にならないから置いておこう、などと考えていたのですが、ベランダへの出入り口に網を張られたものだから堪りません。
顔いっぱいに蜘蛛の糸がベッチャリ!
とっさに蜘蛛の巣を払ってしまいました。・・・死んじゃったかな・・。外が薄暗かったので、確認せずにいました。
次の日、やはり同じ位置に蜘蛛の巣はありました。其処は駄目だってば・・・。またしても払いました。すると又、次の日には立派な蜘蛛の巣が出来上がっているのです。
ファーブルのつもりはありませんが、よ〜く見ると、巣を小さく揺らすと、まず小さなオス蜘蛛は偵察にやってきます。さらに揺らしたり、糸を切ると 大きなメス蜘蛛は天井の安全なところへ一瞬でにげます。小さなオス蜘蛛は地面ににげます。このオス蜘蛛は巣の端っこにいつも待機しています。
メス蜘蛛
しかし、今日見ると、それにしても2〜3日見なかった蜘蛛さんが今度は又ややこしい所に巣を作っているのです。この通路を塞がれると、やはり花の水遣りが出来なくて困ってしまうのです。
壊してしまうのも可哀想だし・・。とりあえず仕事から帰って考えよう・・。?!・・しかし
よく見ると、オスがいません!
この2〜3日巣を張れなかったので、オスは食われたのかもしれません。今まで巣を壊すたびに小さなオスは地面に降りていましたが、あれはメスから命を守るすべだったのかも・・。
南無・・・・・。


9月25日(月)  閉店決意
この度、希望が丘店を閉店することを決意いたしました。
長い間、いえ、短い間でしたがティーズをかわいがってくださり、ありがとうございました。
理由をよく聞かれますが、一言ではなかなか伝えられません。
なので、どうか其処のところお察し下さい。

さて、感謝の気持ちを込めて、閉店セールを行う予定です。
10月〜11月にかけて、、誠に勝手ですが不定期に【多分週末の金・土】セールのようなものをしていこうと考えています。
在庫が無くなった時点で終了とします。
でも、結構あるんだな・・。
HPで日程をお伝えします。

ありがとうございました。


9月24日(日)  砧公園
例によって例のごとく、ぷらりと出かけたくなってしまって。東名にのって、さてどちらに行こうか・・。静岡か東京か・・。
素敵なカフェないかなぁ・・。じゃあ、やっぱ東京でしょ。
しかし、目的もなく行くのも時間も圧してるし、じゃあ用賀で降りてすぐ横の砧公園に行ってみよ。

大きな木がうっそうと茂っている公園では、多くの人たちが思い思いに寛いでいました。走っている人、犬と散歩している人、家族連れ、恋人どうし、、、、。
都会の喧騒を離れて(環八の横なんですけど)しばし時間が止まったような静けさ。
それにも増して、今日の天気の素晴らしさよ!風が心地よく、まさに秋晴れの爽やかな1日です。
自然は素晴らしいな。世田谷に住んでる人はこんな自然が身近にあっていいなぁ。
うらやましがってばかりですが、そうこうするうち、やはり美味しいコーヒーが飲みたくなってしまうのです。
でも、どこかで飲むのは止めて、ティーズに寄って帰ろうか・・。(ここの一番の客は私たちだったりして)
今日はお休みですが、音楽を掛けて、貸切でコーヒーを飲みました。

今日の1日はこんな風に終わりました、、とさ。


9月23日(土)  井上陽水 世田谷コンサート
疲れて家に帰ってテレビのチャンネルを捻ったら、ナナナント! 私の大好きな歌手、井上陽水さんのコンサートが放映されるとのこと!
スタンバイしてテレビに噛り付きました。
ああ、なんて良い1日の締めくくりなんだろう、あの青春の日心の拠りどころだったあの歌。1日中レコードが擦り切れるまで何度も何度も聴いたあの曲。
一緒にスイングしたり、聞き入ったり・・してしまいました。
そういえば、心模様が全盛期だった頃、大阪の阪急電車の宝塚行きの車内で、偶然向かいに座った人が、陽水さんそっくりだったんです。まだ、高校生だった私はドキドキしてしまいました。声をかけようか、それとも、、、。
何度も反芻するうちに電車は目的地に着いてしまいました。
今思えば、ジーパンにTシャツ、黒いサングラスをかけてアフロヘアーの人なんて当時は一杯いました。
ファンならファンクラブとか入ればいいじゃん、と言ってくれる人も。
でも、いいのです。
音楽が聞けるだけで、幸せです。
今日の珈琲は軽いタッチの中に、甘み、一口目が喉を通り過ぎる頃コクが感じられる、浅煎りの“ジャマイカの風ブレンド”です。

それにしても、陽水さんも齢いったなぁ・・。でも、齢と共に、ますます音楽に磨きが掛かってきたよねぇ。・・・ギラギラした時期、それがそぎ落とされ更に洗練された時期・・・・そして
今の曲は、飾りはないけど美しくて、でも触れても誰も壊すことのできない、例えば海の底で年輪を重ねた真珠のようです。
ハワイコナの個性に、ブルーマウンテンの円、そこにマンデリンの甘みが少し、そして香りはセントヘレナナポレオンが飲んだというあの珈琲の、なんとも言えないフラワリィな甘い香りが漂ってきます。
キレがあったり、濃厚だったり、甘やかだったり、爽やかだったり、飲んでいる間も、飲み終わってからも、いつまでもその美味しさが心に残ります。
私の中で陽水さんは、そんな感じです。


9月22日(金)  近況
店内とメニューをさわってから、2週間になります。
昨日は まめまめ のおさちゃんが訪ねてくれました。
彼も同じコーヒー豆屋家業1年組ですから、話すことは共通点が多く、悩みも結構似ています。 ただ、1つ違っていたことは・・・・奥様は魔女だったのです?!・・いえ、失敬。
決定的に違っていたのは、おさちゃんは一人で店を切り盛りしていたのですが、 私はパートさんの力を借りていたという点です。
やはり、お店というのは店主の意向を伝えるためには、店主がいないとどうにもなりません。 特に開店したてのお店は尚の事です。もう一度やり直すくらいの覚悟が要りそうです。

それにしても、改装してからわずか1〜2週間のことなのに、本を持ってこられるお客さんが増えたことに気づきます。 パソコンを持ってらっしゃる方もいらっしゃいます。
以前は1杯200円だったので、申し訳ないと思われたのでしょうか。
今は380円です。相当非難も浴びましたが、お替り自由にしたことや、 壁を高くするなどして、一人の時間を大切にできるよう工夫したつもりです。
それを支持してくださった方、そうでなく去っていった方、様々です。

今日来られた方は、満面笑みでニコニコしながら入ってこられました。
“ここのお休み長かったわね。たまにしか来ないのに、こんな事言ってなんだけど、ずっと続けて欲しいの。 このお店があってくれてホッとするの。今日は良かったわ!”
また、先日はしばらく見なかった常連さんでした。なんだか様子がおかしい。
彼はふとしたことで、腰を痛めたらしくここ1ヶ月歩くのもままならなかったそうです。 いつも元気に歩いてこられるのに、及び腰で入ってこられました。 車を近くの駐車場にわざわざ止めて(痛む腰で)ここまで来て下さったのです!
なんとありがたいことでしょう。【悲しいかな、ここには駐車場が無いのです。お店としては最悪です。】
私はハワイコナを1杯プレゼントしました。
【実はお替り自由にしたのは、この方がいつも何杯も飲んで下さることが頭に浮かんだからなのです。】 “早く良くなるように願いを込めて淹れましたよ。”と言うと
“奥さん、商売うまいんやから!・・痛っ・・。”などと言って。

お客様と自分との間に、コーヒーと金銭と言う緊張感がありますが、 それは大人にしか持てない緊張感のように思えます。
こんな人々からは、もう、お金なんか頂かなくてもいいのです。嬉しくて、その気持ちだけでありがたくて。・・・でも、頂くのです。 もっと、あれもこれも サービスしてあげたいんだけど、その気持ちを押し殺して、あえて普通に振舞います。
しかし1杯のコーヒーを真ん中に、心と心は繋がり合っています。
たとえば、この今日の1杯のコーヒーの380円は別に使う貴重なお金だったかもしれない。 少なくとも、汗水流して得た労働の代価なのです。多分お金を使うと言うのはそういうことだと思います。私もいつも、そんな風にしてお金を使います。

何もかも解った上で、しばしの空間と時間を買ってくださった方たち・・。
こんなコーヒー好きの多くのお客様が居て下さるおかげで、辞められないような気がしてしまいます。 ありがとうございます。
こんなことをHPで書くなんて失礼ながら、私の本当の気持ちをこそっと留めて置きたかったのです。(その方々は、このHPの存在すら知らないのです。)


9月11日(月)  喫茶店と珈琲豆の実情
今日は自宅を改造して、焙煎業を営むSさんが来られました。
生豆を分けてくださいということで。あるものなら全然OK、どうぞいらしてと云うわけです。
彼曰く、生豆は小さく買う分には高くて・・。なるほど、そのとおりです。
(中には、駆け出し焙煎業者を相手に 生豆を売ることを商売にしている焙煎業者もいます。彼らは珈琲を愛する同業から焼かずに利益を得ています。)

私たちのような 味に納得を求めて始めた自家焙煎の珈琲店と云うのは 焼いてるだけで万々歳なのに、お客さんはさらに低価格を求めてこられます。
生豆が新しい上、ハンドピックをして、目の前で焼いて、焼きあがるとさらにハンドピックをしている。美味しいのは勿論、体によい新鮮さ!
そんなことせめて当たり前! であってほしいですよね。
でも実際は自家焙煎と看板を掲げた“珈琲店の自家焙煎”という言葉ほど当てにならないものはありません。
味がよければ何処で焼こうが問題ないでしょう。その通りです。
しかし、運よくその豆が新鮮焼き立てであっても、豆自体がどんなものなのか良く知らないのが実情です。多くの喫茶店が豆屋の持ってくる情報を鵜呑みにしてお客様に伝えています。
味も香りもない珈琲を飲んだお客様に薀蓄を語っているのです。 ですから、喫茶業はサービスと云う分野でしか己の個性を発揮できません。
珈琲の味は“淹れ方”ではなく、“珈琲の生豆や焙煎豆自体の良し悪し”にあります。コーヒー豆が良ければどんな淹れ方をしても、美味しく出るのです。
喫茶店経営者はその辺りをあまりよく知らない。これは喫茶店に豆を卸している大手焙煎業者に問題があります。
(不味くて古い豆を卸しておきながら)味の事を追求すると、ドリップやメニューを指導します。自社の珈琲をたくさん売るために。
そして喫茶店オーナーをどんどんと窮地に追いやってしまいました。
喫茶店オーナーは珈琲のより詳しい実情を知らず、味に自信がありませんから必要以上にサービスに重きを置いています。カップにこだわってみたり、ドリップにこだわってみたり、必要以上にメニューにこだわってみたり、その為女の子に運ばせたり、実際そうしないとお金が取れませんから。
昔、ある有名なH珈琲店に研修に行ったことがあります。H氏も同じことを言っていました。サイフォンやペーパードリップでだせばお金が取れる。果たしてそうなんでしょうか・・?
テルさん疑い深くない? 確かに。しかし、エコノミック独走中の日本ではありがちです
“珈琲”という言葉の持つ魔力を使って巧みにファミレスを営業しているお店もあります。
もし近くに美味しいコーヒーを提供している珈琲店(喫茶店)があったら、そのお店は味を守るために相当努力をしているはずです。それは珈琲を売るものとして当然のこととはいえ、希少であることも残念ながら事実です。

それはともかく、こうして、美味しい珈琲が飲みたい、あるいは焼いて提供したい、珈琲が好きだ、そんな珈琲を愛する仲間と話す時ほど嬉しく楽しい時間はありません。
少なくとも、この日本のおかしな珈琲事情に多少なりとも気づいた私たちなのです。
お互い、焙煎屋は細かい仕事が多くてなかなかゆっくりとはいきませんが、お話出来て今日は楽しかった!
同じ道を歩んでいる方、良ければおしゃべりにいらしてください。
きっと、私と同じく語りたいことは山ほどあるでしょうから。


9月10日(日)  癒しの空間
久しぶりに遠出してみるかぁ・・。
天気はいいし、時間はあるし、そんな訳で、まだ訪れたことの なかった南房総を訪ねてみました。南房総は1年中暖かいとか。花が年中咲いているとか言うし(実際は咲いていませんでしたが)
私たちは、目的なく出かけるのが好きです。
そのほうが、時間に制約されなくて自由な雰囲気を味わえます。
ただし、アッシー君(車と運転できる人)が必要ですが。
海ほたるを通過して館山に向かいました。
海が綺麗だし、館山は鏡のような内海と反対側は太平洋に挟まれたみたいな半島でした。
軽くみてたけど、結構時間がかかってしまい、もう薄暗くなってきました。
房総フラワーラインを帰路の途中、山側になんとも美しいホテルが・・。
食事できないかな、ついでにお風呂も入れるといいのにね、露天風呂だと尚いいけどね、 でも、宿泊は無理だな、明日仕事だし・・。
しかし、そんなわがままな欲求を全て満たしてくれたのが、このホテルでした。
森羅といいます。なんとも素敵なコンセプトに満ちた、癒しの宿。
こんなところが近くにあったら、毎週来たいね。などといいながらミニ滞在を後に、横浜に向かいました。
なんだか、いい日だったな、今日は。


9月4日(月)  第3の空間
今読んでいる本が、気付かせてくれました。
人間には第3の空間が必要だそうです。

全てのしがらみから開放されて、何も考えず気の向くまま時を過ごす、非日常の落ち着ける居場所を確保すること、それは自分を解き放つために不可欠なんだそうです。
しかし、それは自分専用の個室をさすのではないそうで、趣味でもいいそうです。
(じゃあ、私の場合 土いじり かなぁ・・。)
でも、それすら許されない人が、ほんの少しの間、くつろげる空間を提供できないものかしら?
そんな発想から、ティーズコーヒーはリニューアルしました。
T’Sという第3の空間が豊かな生活ののびしろとなってくれることを祈りつつ。

しかし、その条件に当てはまっているのは、どうやら
お客様より、私自身だったりするのです。


9月3日(日)  明日リニューアルオープン致します。

本当に永らくお待たせいたしました。
何度もお店を訪ねてくださった方々、申し訳ございませんでした

改装に大変手間取ってしまいました。
その日数 実に22日、暑い夏となりました。

リニューアルされたのは、内装だけではなくメニューも一新しました。
ゆったりと寛げる空間造りと、ハートウォーミングなメニューを考えました。
そして、モーニングセット・ケーキセットなどのサービスメニューを加えました。
内装からメニューまで全てが究極の手作りです。
店も内容も これからも進化してくと思いますが、とりあえず明日の朝8時半からのオープンに漕ぎ着けました。
是非おいでください。
お待ちしています。


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T's coffee(ティーズコーヒー) 横浜市旭区東希望が丘95−4 大島ビル1F