T's coffeで使用している珈琲豆の紹介


ブラジル コロンビア モカ グァテマラ
インドネシア エルサルバドル コスタリカ 東ティモール
キリマンジャロ パナマ ハワイコナ ブルーマウンテン


 ブラジル : シンプルな柔らかさ ・苦味

南米大陸のブラジルは世界最大のコーヒーの産地です。
コーヒーの生産は主にサンパウロ州、パラナ州など南部の肥沃な土地で行われていますが、過去に何度か大霜害や天候の異変で被害を受けたことがあり、栽培地域は北部の方に移動しています。
コーヒーの多くがサントス港から積み出されています。
ブラジルはアラビカ種がメインですが、国土が広いため栽培条件の違いから、産地によって珈琲豆の品質に差があります。そのため、格付け基準を独自に設定しています。
混入物の多さによって品質をチェックする欠点数方式(bQ〜8)、粒の大きさによってスクリーンbP3〜19、さらにカップテストによる味の格付けで6段階に分けています。

サントスNo2(No17/18) 

ブラジルのサントス港から出荷されたものを一般的にサントスと呼びます。bQとは混入物の多さによって品質をチェックするために分けられる等級で、2〜8段階あるbQという意味です。スクリーン(粒の大きさ)は17〜18メッシュです。
浅く煎ると柔らかな甘み、深く煎ると苦味、その表情を変えてくれる無くてはならない豆です。

晩秋樹上完熟

サントス港の北西300Kmに位置するセラード地区は、海抜950mの農園で徹底した近代技術で管理収穫されていす。樹上完熟とはACAIA種のコーヒーの実を樹の上につけたまま完全に乾燥させて摘みとる方法で、セラード地区では通常6〜7月に収穫の時期を迎えます。
この晩秋樹上完熟は、さらに1〜2ヶ月寝かせた8〜9月に収穫します。雨の少ない地域だからこそのなしえる業なのかもしれません。ブラジル伝統のNATURALに限りなく近く、野性味に富みコクとナッツ香とチョコレートフレーバーが調和しています。

ゴールドチェリー

ブラジルでは大量に収穫したコーヒーチェリーを地面で乾燥させ脱穀する自然乾燥法(NATURAL)を300年間続けてきました。
ナチュラルは手間が掛からない分、乾燥中に雨に打たれ発酵したり、地面で乾燥するために小石や木片などの不純物が混入したりと多くの問題点が発生していました。しかし、その曖昧さも、品質より量のブラジルコーヒーとして輸出されてきました。
従来の大量生産型ブラジル自然乾燥法を否定し、コストを掛けて品質の安定化を図る為にあえて水洗式にしたブラジル。
純度の高い本当のコーヒーチェリー本来の持つ香味を実現すべくブラジルの伝統と戦い続けてきた、そんな水洗式の豆です。中深煎りにすると美味しくいただけます。

 コロンビア : マイルドで良質な酸味とコク

南米北端に位置するコロンビアは世界第2位のコーヒー生産量を誇っていました。
(ベトナムに近年変わられたため)
アンデス高原の小規模農園は地形、土壌等理想的ともいえる栽培条件のもとで栽培され、良質のコーヒー豆がとれます。
手作業によるコーヒー作りがなされ、摘み取りも人の手によって丁寧に行われるため、欠点豆が入らないグレードの高い、厳選されたコーヒーが生まれます。
豆は青緑色で、味と香りのよいマイルドなコーヒーとなります。
スプレモと呼ばれる高級品と、エキセルソと呼ばれる標準品(スプレモの方が粒が大きい)があり、共に良質の酸味とコクを持っています。

スプレモ

スプレモとはコロンビアで豆の等級をあらわす言葉です。浅煎りでは甘くマイルドな味わいに、深煎りでは濃厚なコクが表れます。
このコクは他の豆では味わえない美味しさです。

サンタ・イサベラ

ボゴタ近郊クンディナマルカ県サン・アウグスティンで採れたコーヒーです。
正式名称は【エル・アマネセール サンタ・イサベラ 25】
アマネセールは、スペイン語で「夜明け」(この豆を精製した工場名)です。
サンタ・イサベラは、米国スペシャリティーコーヒーのロイヤルコーヒーが特別選別したこの豆に付けた名前です。つまりダブルネームを持つコロンビアのスぺシャリティーというわけです。
ティピカ種100%を天日で乾燥させ日本では定温倉庫保管で保管されます。

 グァテマラ : フルーティな香り・酸味・コク

世界遺産に登録されているティカルやキリグアなど、マヤの大遺跡で知られるグアテマラ共和国は、マヤ系の先住民が半数を占め、色彩豊かなウイピル(貫頭衣)やコルテ(直線裁ちの巻きスカート)を身に着けて生活するその存在そのものが芸術の様だと云われています。
海岸部を除くと、大部分が山地からなり、気候は熱帯性。首都の年平均気温は20℃と、年間を通じての変化は少なく 高地は熱帯性ながら温順な気候です。
しかし高原地方では氷点下になる事もある一方、海岸地方では最高37℃にも達します。一般に夜間はかなり涼しくなります。雨季(5月-10月)の中央高原地方では、午後あるいは日が暮れてからほどんど毎日降雨が有る一方、乾季にはほとんど雨がありません。こういった気候がグァテマラのコーヒーの味を作っているのでしょう。
芳醇な香りを持ち、酸味が強いのが特徴です。標高1,350m以上で栽培されるSHB(スクレクトリー・ハード・ビーン)から約600m以下のGW(グッド・ウオッシュト)まで7段階で格付けされており、高地産で栽培されているものほどコクがあって豊かな香りがします。一般的にストレートよりブレンドに使われることが多い豆です。

SHB

グァテマラの豆の等級は標高によって格付けされます。
SHBはストリクトリー・ハード・ビーンの略で標高4500フィート(約1370m)以上で採れた最優良品を意味します。深緑色の中粒で、フルーティな香りと濃厚なボディを有し、シャープな酸味に特徴があります。

エル・チロル

森と霧に囲まれたコバン地区、アルタベラパス。1年中雨期?というほど、雨が多い場所です。適度の雨はコーヒーの生育にとっては欠かせませんが、適量以上は精製に支障を来します。これまで、コバン地区のコーヒーは雨が多いため、カビ臭いコーヒーといわれることが多かったのですが、このチロル農園は逆に、徹底した品質管理を行い、上質なコーヒーを作り出しました。ライトボディなスウィートフルーツが冷めるにしたがって、コクのあるミルクチョコレートへ移行していきます。コーヒーチェリー自体の甘さとトロピカルフルーツのコンビネーションが体感できます。

サント・トーマス・パチュージ

アティトゥラン火山と トリマン火山にはさまれ、アティトゥラン湖周辺に位置する 森の中に囲まれたパチュージ農園は まさにアティトゥラン地区を代表する農園です。
 ここではパルプは堆肥化され畑に還元されます。発酵は24〜36時間かけて、丁寧な処理が施され、パティオで天日乾燥されます。農園は近々自然保護区に指定される予定で、環境と農業が調和している農園でもあります。カップはアンティグアに劣らず力強さをもっています。
【2004年3月18日にNYのレインフォレスト・アライアンス主催によるSustainable(持続可能な農法による)コーヒーのカップセッションが行われ、同団体が認証するコロンビア、ブラジル、コスタリカ、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、メキシコ各国から41のコーヒーサンプルが出展されました。 SCAA、スターバックス、グリーンマウンテンコーヒーロースターズ、カリブーコーヒー他アメリカの名だたるスペシャルティーコーヒー鑑定人たちの厳正な審査の結果、パチュージ農園のコーヒーは見事にベスト8に選ばれたのです。】

 メキシコ : 香り高くソフトな風味

世界第4位のコーヒー生産国メキシコは、国土の大部分が高原地帯で、南部の高原や斜面を使って珈琲豆が栽培され、良質のマイルドコーヒーを産出しています。品種はアラビカ種で一般に黄緑色をしており、香り高くソフトな風味で、すぐれた酸味を持っています。
高地で栽培されたものは香りがよく、標高によって等級が分かれ、3段階に格付けされています。
1795年にスペイン人によってコーヒーが持ち込まれ、農業の機械化が進むのと同時に、コーヒー産業も拡大して行われてきました。

 パナマ : 近年注目される豊かな大地

パナマでは最近冨にコーヒーがウマイ!2005年レインフォレスト・アライアンス カッピングコンテスト 第1位を受賞したのはパナマの農園です 。
高品質ですが生産性が低いことから、その品種を採用する農家はほとんど無かったゲイシャ種ですが、昨年のオークションを境に、一躍脚光を浴びる事となりました。ますます目が離せないパナマです。

ラ・ベルリナ農園

パナマ北部のボケテ渓谷にある55エーカーのベルリナ農園で採れた大粒ティピカ種100%。その味は、きわだつシトラスの香りがすぐにスパイシーでキリッとした作り立てのチョコレートのようなフレーバーに移行します。1997年  SCAA(ニューオリンズ)においてパナマコーヒーの最高峰に選出。1999年 SCAA(フィラデルフィア)においてパナマコーヒーの最高峰に再度選出。 2000年 パナマのカッピングコンテスト 第1位。 2000年 ケネス・デーヴィッズのカッピング評価 第1位 。数々の賞に輝くベルリナ農園のコーヒーです。どの焙煎度合でも美味しくいただけますが、エスプレッソにはこの豆がお勧めです。

 エルサルバドル : マイルドな癒し系コーヒー

エル・サルバドルは中米で最も小さく、日本と同じ環太平洋火山帯の上にある人口密度の高い地震国です。彼らは大変勤勉な国民性で、10年以上も続いた内戦の戦乱を明るく力強く乗り切って今に至っています。
コーヒーは国の主要農産物となっており、国を挙げてのコーヒーへの取組みがなされています。「エル・サルバドル国立コーヒー研究所」では、最新の技術と知識、資料の豊富さで世界のコーヒー産業の振興にも大いに役立っています。
エルサルバドルのコーヒーはやわらかくソフトな酸味と軽い苦味が特徴です。

マルコの温泉ブルボン

バターキャンディー、チョコレート、干しぶどうの風味。クリーンな味わいと柔らかな舌ざわり。バランスのとれたコク。エル・マドリアード農園(農園主がマルコさん)から出荷されたブルボン種100%の本ロットは、サンタテレサ工場にて大変珍しいことに温泉水で水洗されて仕上げられています。
この温泉の湧き水は現地では長年にわたり長寿の水として地元の人たちに飲まれています。この美味しさは、日本では少なくなった天然温泉のパワーなのでしょうか?
この豆は2003年エルサルバドル・カップ・オブ・エクセレンスに輝きました。

 コスタリカ : 自然の中で創り出す味わい

コスタリカ共和国は北米大陸と南米大陸の中間に位置する、四国と九州を合わせた程の大きさの国です。 太平洋とカリブ海に面し、国土の中央部を現在も活動中の火山帯が占める変化に富んだ地形が、素晴らしい自然を育んでいます。
スペイン語で、『豊かな海岸』を意味するこの国は、国土の約24%が国立公園です。
又、国家予算の21%が教育費に費やされる将来楽しみな国でもあり、、世界で唯一の非武装永世中立国でもあります。21世紀型の独自の政策を押し進めている非常にユニークな 国なのです。

タラス・ピーベリー

コスタリカは緑に覆われた自然大国です。ピーベリーとはチェリーの中に1粒しかコーヒー豆が入っていない実のことです。一般的にピーベリーは貴重で何とも云えないナッティな香ばしさがあります。
すっきりとした酸味とキャンディーシュガーを炒めたときに出るような香り、濃厚なコク。厭味の無い苦味。カップが冷めると甘さが際立ちます。

 インドネシア : 甘みとアフターテイスト

赤道の下に大小1万以上の島々から構成されるインドネシアは、バリ島、スマトラ島、ボルネオ島、スラウェシ島に代表されます。コーヒーを作っているのはジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島でその殆どがロブスタ種です。
ジャワ島で作られているジャワ・ロブスタは苦味のある個性的な味でブレンド用として使われます。アラビカ種は少量ながらジャワ島で良質なものが作られ、小粒で酸味があります。
スマトラ島のマンデリンは、大粒のアラビカ種でコクのある逸品。酸味と苦味のバランスがよく、ストレート又は高級ブレンド用として使われます。
スラウェシ島南西部の山岳地帯、トラジャ地方で作られるトラジャコーヒーは日本にも輸出されています。

マンクラジャ

マンクラジャとは、ティピカをベースに独自開発した品種のことです。
ロブスタ種の産地として知られるスマトラ島の南部に位置しながら、P.T. Prasidha社所有のコーヒー農園ではアラビカ種を栽培しています。
豆は小粒ですが、味はしっかりとマンデリンです。
アロマとアフターテイストに優れ、農薬を極力使用しない栽培方法など、価格も含めてトータルで大変優れた豆です。ティーズでは主にブレンドに使用しています。

トゥナス・インダ農園

2004年末の津波被害の爪あと残るアチェ地区(ナングロ・アチェ・ダルサラーム州)に対しては、スターバックスが2005年12月に 買付を同地区から重点的に行うと支援表明を行ってから、国際的に注目を集めています。
複数あるインドネシアのフェアトレード認証農協の中でも、品質が高く、特にマンデリンならではの液体中の繊維質がもたらす触感とアフターテイストは特筆に価します。
ナチュラルの持つ甘い香り、滑らかな舌触り、長く後を引くアフターテイストがとても印象的です。

シボルガ

味もさることながら、大粒で均整の取れた美しい豆、この豆を見ただけで如何に手間をかけて丁寧に育てられたかがわかります。濃厚な味わいの中にも透き通った透明感のあるマンデリンはスペシャルティならではの輝きを放っています。

アテン

近年地震で被害を受けたアチェ地区は世界最高品質のマンデリンを供給してくれるコーヒーの産地です。このアテンは木の品種の名前ですが、何より素晴らしいのは欠点豆が1粒も見当たらないことです。
タバック族の人たちが3度も手選別してくれた結果です。大粒の最高の豆に仕上がっています。トロリとした深煎りのコーヒーからは甘みと共に愛情が伝わって来るのです。

 東ティモール : 森の香り

マウビッセ

ティモール・ロロサエ(陽が昇る場所)と土地の人は自国のことをそう呼びます。コーヒーの生産地域にはマウベッセとアイフのふたつがあります。
軽い酸味の中にティモールの森の香りが広がります。カップが冷めるとココアやバニラを感じさせます。
ナチュラル志向のオーガニックコーヒーです。

 エチオピア モカ : 香りの女王、コーヒーの原点

コーヒー発祥の地と云われるエチオピアは国土の大部分を標高2000〜3000mのアビシニア高原が占めます。雨量も多いので比較的涼しい熱帯雨林が広がっています。この地域はコーヒー栽培に適した気候と土壌に恵まれています。
エチオピアのコーヒーは全てアラビカ種で、アラビカ・コーヒーはエチオピアの原産です。コーヒーの名の由来と言われるカファ地方、南部のシダモ地方や「モカ・ハラー」で有名な東部の山岳地帯ハラーが主要産地です。
エチオピアではコーヒーは「ブンナ」と呼ばれ、19世紀になってから飲まれるようになりました。また、コーヒーは葬式の後や結婚式のお供えなど様々な儀式にも使用されます。コーヒーはまさにエチオピア国民の飲み物といっても過言ではありません。

イルガチャフェ・イデェド(ナチュラル)

世界一の高品質を誇ると言われている エチオピア・イルガチェフェの中でも、優良な農家が集積するイディド・エリア(シダモ州 イルガチャフェ イディド地区)のコーヒーです。
イルガチャフェといえば、コーヒー豆を水洗式で精製するのが一般的です。
しかしこのイデェドはあえて自然乾燥(ナチュラル)で仕上げてあります。
豆は小粒ですが、切り立ったレモンのようなイルガの味わいとは また一味違う美味しさです。
やや醗酵がかった柔らかさがありながら、その中にしっかりとコクと甘味が感じられます。
いつまでも寂びない味わい・・是非ストレートで召し上がってください。

イルガチャフェ・ブルーホース

馬のマークで有名なM.A.O(モハメッド・アブドゥライ・オグサディ)のイルガチャフェです。何ともいえない瑞々しいシトラス系の香りと味わいは、冷めてからもカップに強くその個性を表現してくれます。
“繊細でシャキッとした甘さが特徴。柑橘系の花と蜂蜜のような香りの中にほのかな杉の香りが感じられる。カッピングをすると、フローラルなトーンは若干弱まるものの、新鮮な蜂蜜レモンに切り立ての杉の香りがいつまでも口に残る。”【コーヒー鑑定士 ケネス・デェーウッズ氏評】 香りの高さが違います。

ハラーボールドグレイン

山盛りのブルーベリーやアプリコットの果実を買おうと思って立ち止まると、どこからともなく漂ってくる花の香り、ジャスミン茶の匂い、メイプルの木工細工の香り、革製品の香り、スパイスの香りが包み込む。
そんな迷宮のマルカート(市場)にいるような気分になります。焙煎仕立てよりも1〜2日あとに香りが際立ちます。フランス象徴派の天才詩人アルチュール・ランボーもこの豆をこよなく愛しました。
こちらも馬のマークで有名なM.A.O(モハメッド・アブドゥライ・オグサディ)のモカハラーです。

 イエメンモカ : ドラマティックな甘味その香り

アラビア半島の南西に位置し、古代からインドと中国を結ぶ海のシルクロードの中継地として栄えたこの地は、かつて「幸福のアラビア」と呼ばれており、スパイス・シルク・象牙・宝石・・・と様々なものが通り過ぎていきました。
紅海に面した小さな港町モカは、コーヒーの代名詞ともいわれるほど世界中で人気のあったモカコーヒーの積出港で、欧州へ大量に輸出していました。
イエメン内部の山岳地バニー・マタル地方はアラビア語で「雨の子孫たち」を意味し、雨が多くコーヒーの生育に理想的な地です。ここで生まれる「モカ・マタリ」はとても品質が高く、コーヒーの王様といわれる程。
生産量はぐっと減ってしまいましたが、ワインフレーバーともいわれる独特の香りでその人気は耐えることがありません。

モカマタリ・ホワイトキャメル

イルガチャフェは精製の時水洗されますが、イエメンのモカはいまだに天日で干し、石臼で脱穀されます。
甘みに優れ、なんともい えない複雑系な味わいを楽しませてくれるのです。エキゾチックな香り、アラビアンナイトの世界に迷い込んだような錯覚を覚えるモカの最高級品です。

キリマンジャロ : マイルドで甘酸っぱいコク

アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロを有するタンザニア。
元々、アフリカ大陸のあちこちに数種の野生のコーヒーはあったのですが、現在栽培されている品種は外部から持ち込まれて移植されたものです。
豆の大きさにより等級が分かれており、大粒豆のAAが最高級で、AAからCまで4段階に分類されています。
高地で栽培されるアラビカ種はやわらかな味と香りを持ち、酸味が強い豆です。代表的なものにキリマンジャロがあり、高峰キリマンジャロ山の裾野で栽培されています。芳醇な香りと心地よい酸味を持つ、世界的に評価の高い良質なコーヒーです。
低地で栽培されるロブスタ種は変化の少ない単調な味のため、インスタントコーヒー用に多く使われます。

AA

AAとは品質等級の最上ランクの意味です。中粒で丸みを帯びた、肉厚豆です。
中煎りにすると甘味が感じられ、ドリップ向きです。アメリカでは深煎りでエスプレッソにという人が急増中だとか、心地よい酸味がエスプレッソにも向きます。アイスにしても大変美味しいコーヒーです。ティーズではブレンドに使用しています。


スノートップ(タンザニア)

タンザニアコーヒーは、芳醇で甘酸っぱい風味のコーヒーです。 その中でも、ひときは大粒で気候条件に恵まれた、アルシャ地方の高地だけに産する極く少量のコーヒーは、 最高級品との意味合いから他の〈AA〉グレードのものと区別するために”ス ノートップ”と呼ばれています。
もちろん、キリマンジャロの頂を一年中覆う万年雪からきています。 正に、この”タンザニアスノートップ”は、アフリカの風の囁きと、雨のやさしい匂いと、眩しくきらめく陽光に育まれたコーヒーの最高傑作といえます。

モンデュール農園AA(タンザニア)

1999年度TCA(タンザニアコーヒー協会)のコーヒーコンクールで見事金賞を受賞したMONDUL農園。 この農園は1931年 “特別なコーヒーを飲みたい人に供することができる良質なコーヒーを作る”という意志のもと、イタリア人のCONT DAVICO氏によって開拓されました。
コーヒー生産に理想的な海抜1,650〜1,840m、火山灰層ながら森林の恵ともいえる腐葉土と地下水の恩恵を受けシャドーツリーの作る日陰でケント種(ティピカ・ブルボンの配合種)とブルボン種の2種類のみを栽培しています。
品質に厳しい会社からグルメコーヒーとして認められ、世界の有数のロースターからMONDULブランドで取引されるまでになりました。

ルブーマAAA

キリマンジャロに代表される北部タンザニアの豆とは 一風違った味のコーヒーです。南部のルブーマという地域で収穫されたキリマンジャロです。
コクのあるボディとまろやかな酸味が口あたりのいい余韻を残します。
AAAとは、AAよりもさらに大きな粒を意味します。AAAの持つパワーでしょうか。魅惑的なアロマと甘さが お口の中で織り成す 美味しい二重奏をお楽しみ下さい。


 ルワンダ : 大自然を抱えた豊穣の大地 

ルワンダはアフリカ大陸の丁度真ん中に位置し、大陸のおへそといった感があります。
ヴォルカン国立公園は 貴重なマウンテンゴリラの生息地として知られ、ニュングウェ国立公園は 氷河期から続くアフリカ最古の原生林として知られています。
コーヒー栽培は、政府の外貨獲得政策の輸出農産物として、植民地時代に各農家70本の木を育てることを義務付けられたことに始まります。
今でも大農場に雇われるのではなく、各農家がそれぞれの土地でコーヒーを育てて居り、完熟の実を手摘みして、地域のウォッシングステーションに持ちより、完全洗浄した生豆を1粒1粒手で選別します。
ルワンダ人の大部分を占める農民は働き者です。朝6時から起きて働きます。茅葺きの小屋は清潔で、中庭は塵一つ落ちていない。コーヒーの品質の良さは、豊穣な大地だというだけの理由ではない、そんな気がしてきます。

アバトゥンジ農園

アバトゥンジ農園は、ナイル・コンゴ・マウンテンズ・コーヒーのマネージャー、ピエールが所有している小農園です。
ルワンダではブルボン種の他に、エチオピア起源のハラーを植えています。ロングベリーのチェリーを現地では『 イカワ・ンデンデ 』と呼んでいます。 柑橘系フルーツの果肉入りキャラメルを思わせるアロマ。心地よい甘味。味わい深いハーブやフルーツなどの甘味を感じるスッキリとした酸味に滑らかな舌触り。質の高い酸味が後を引きます。

 ケニア : 豊かな大地の贈り物

東アフリカに位置するケニアは赤道直下にあり、キリマンジャロに継ぐ高峰ケニア山がそびえています。19世紀にイギリスの支配下に置かれましたが、そのイギリス連邦内の自治国「ケニア共和国」として1963年独立を遂げました。
この国にコーヒーが持ち込まれたのは、スコットランドの伝道団が1893年にキブウェジに農園を開いたことによるといわれています。
コーヒー豆は非常に管理の行き届いた農園で栽培されており、ウガンダ国境から南西部の高原地帯までの広い地域をカバーしています。
ブルボン島由来のアラビカ種で、緑色から灰緑色の小粒の豆は、コクがあり程よい酸味を持っています。豆の大きさで7段階、味で6段階に格付けされます。

AA

AAとは品質等級の最上ランクの意味です。中粒で丸みを帯びた、肉厚豆です。
深く焙煎することで この豆の美味しさが現れてきます。
オレンジや、ハーブを思わせる香りに、深くスパイシーなコクが感じられます。
やはり大地の持つ力なのでしょうか。
ブレンドで飲まれることも多いですが、ティーズでは、ストレートでその美味しさを堪能できるコーヒーと考えます。

 ハワイ島 : 個性的なコーヒーのクイーン

ハワイ諸島最大の島で、地元で「ビッグ・アイランド」と呼ばれているハワイ島。中央には2つの山 マウナ・ロア と マウナ・ケア がそびえ、山の東側のヒロ、西部のコナ地方に分かれています。
西側に広がるコナ地方は太陽が降り注ぐ有数のリゾート地で、水はけの良い火山灰の土壌でコーヒー豆が栽培されています。ここで作られるコナコーヒーは香り高く、マーク・トウェインも絶賛したといわれています。
品種はアラビカ種、豆は青緑色の大粒で過度な酸味を持ち、強い香りがします。
オールド・コナと呼ばれるものは、年月を経て酸味が和らいだもので、コーヒーマニアに珍重されています。コーヒーは東部のヒロ港から輸出されます。

ハワイ・コナ・エクストラファンシー(ハワイ州)

ハワイ州は、8つの大きな島と120以上の小島が全長2400kmにわたって連なっています。ハワイ最大の島・ハワイ島、標高4205mのマウナ・ケア山の西側の斜面にあるコナ地方がその生産地です。
ハワイコナは、1818年に苗が移植されて以来今日まで品種はティピカ種100%が守られてきました。ハワイ州政府の厳密な規格管理のもとで精製され、その中でも大粒で欠点豆の少ないものがエクストラファンシーと呼ばれます。
トロピカルで芳醇な果実香、独特の甘酸っぱい酸味、調和の取れたコク、ブルーマウンテンがコーヒーの王様なら、ハワイコナはまさにコーヒーの女王様でしょう。

 統一の取れたコーヒーのキングオブキングズ

ジャマイカはカリブ海に浮かぶ小さな島国のひとつですが、コーヒーではブルーマウンテンの産地として日本に知られています。
品種はアラビカ種で地域・標高差によって、ブルーマウンテン地区で生産されたコーヒーをブルーマウンテン、それ以外の高地で生産されたものをハイマウンテン、低地産コーヒーをプライムウォッシュ(日本ではジャマイカンコーヒーの名で入ってきています。)と大きく3つの銘柄がありますが、中でもブルーマウンテンは世界で最も品質が高いとされています。
ジャマイカ東部にあるブルーマウンテン連峰の中腹にある農園で栽培されていますが、耕地が狭いために生産量は限られてきます。ブルーマウンテンには、bP、bQ、bR、ピーベリーなどの等級があります。
日本には1937年に初めて輸入され、現在ブルーマウンテンの殆どがキングストン港から日本に輸出されています。

ブルーマウンテンNo1 ウォーレンフォード

どこからか陽気な弾けるような乾いたレゲエのサウンドが聞こえ、カリブの抜け出るような青空とエメラルドグリーンの海に囲まれたこの世の極楽島ジャマイカは国土の約80%が山地です。
標高2256mの壮麗なたたずまいをみせ、夕暮れ時濃霧に包まれるブルーマウンテンで産出される、緑濃い大粒のコーヒー豆は極く少量であるという点で、品質や味が申し分がないという点で、そしてその凛とした気品ある輝きは他の追随を許さず、まさしくコーヒーの超一級品といえます。中でもウォーレンフォードは最高級を意味します。

ブルーマウンテンNo1 マホ

ブルーマウンテンの産地の中でも特に マホ地区というのは、優れたブルーマウンテンbPを産出する地域として知られています。
ウォーレンフォードと比較すると、やや小粒ではありますが、緑濃く、その素晴らしさは大きさではないのだと実感させてくれる豆です。

ブルーマウンテンNo1 クライスデール

クライスデールは元々ブルーマウンテンの老舗でした。
今 現在は実在しません。しかしその名を冠したブルーマウンテンがやってきました。ウォーレンフォードやマホに勝るとも劣らない バランスのとれた王者の貫禄十分の美味しさです。
ページの先頭へ


T's coffee
ティーズコーヒー
神奈川県横浜市瀬谷区阿久和南3-22-5
All Right Reserved